15.12.22 京都府立植物園

17.03.27 京都府立植物園


ホヤ・インブリカタ

 

 


キョウチクトウ科サクララン属

学名  Hoya imbricata var. imbricata

原産地 フィリピン

多年草


 フィリピンに自生する植物。この仲間のサクラランは花が美しいため、

鑑賞用として栽培されるが、本種はまったく違う形態をしていて、正直

なぜこんな形をしているのか不思議がつきない。葉は厚手の円形に近い

ようだが、裏側を木肌に貼り付けるようにひろがっている。その間から、

おそらく木に張り付くための枝と根が伸びているのが見られる。花は

下垂させて下向きに咲かせ、白色。散形状に咲かせる。熱帯地域は

植物の種類が多いために、このような変わったものもあるようである。