16.04.27 筑波実験植物園

16.01.19 筑波実験植物園


ホウザンツヅラフジ

 

 

ツヅラフジ科アオツヅラフジ属

学名  Cocculus sarmentosus

原産地 徳之島、台湾・中国

常緑つる性多年草


 日本では南西諸島の徳之島のみで自生が知られている、常緑のつる性の

植物。葉は楕円形で先が丸く、先端がやや凹むようである。花は葉腋に

花序をつけ、ごく小さい淡黄緑色のものである。ほぼ日本全土に自生する

アオツヅラフジに近縁の植物である。日本の他は台湾や中国で自生がある

というが、日本のものは生育地がごく限られており、絶滅が心配されている。

花後には濃い青色の印象的な色彩の果実をつける。