04.6.19 国営武蔵丘陵森林公園 


フラーズチーゼル

  

  

別名 ラシャカキソウ

スイカズラ科ナベナ属 

学名 Dipsacus sativus

原産地 ヨーロッパ

二年草


 古代ローマでは炎症の治療に使われたという薬用植物だが、

現在は主に観賞用に栽培される。大きなマツカサのような花序が

特徴的で、異国の雰囲気を漂わす。この花序は花後乾燥すると

刺の先が鈎状に曲がる。それを毛織物(羅紗)の起毛に使ったため、

ラシャカキソウの別名がある。以前の分類ではマツムシソウ科

だったが、新しいAPG III分類ではスイカズラ科に移籍した。