12.5.10 東京都薬用植物園


フタリシズカ (二人静)     

センリョウ科チャラン属 

学名 Chloranthus serratus

原産地 北海道〜九州

多年草


 低山の林床に生える多年草。名前の由来は、葉の真ん中に立つ白い花穂を、

源義経の妻の静御前の舞に例えてつけられたという。花穂が一本のヒトリシズカ

別種にあり、それに対して花穂が二本の本種をフタリシズカと名付けられたのだろう。 

印象的な名前とあいまって名前を覚えられやすい植物である。

しかし、ヒトリシズカとは同じ属だが、姿はだいぶ違う。ヒトリシズカはまだ葉が

展開する前に花をつけ花穂も大きく、姿がとてもいい。それに比べフタリシズカは、

葉がすっかり拡がってから花を咲かせ、しかも花が小さく目立たない。

よって、ヒトリシズカの方が山草として人気が高い。

通常は花穂が2本なのだが、1本なのや3本なのもあり紛らわしい。