14.11.9 筑波実験植物園


フユノハナワラビ

 

 

ハナヤスリ科ハナワラビ属

学名  Botrychium ternatum

原産地 北海道(渡島)〜九州、東アジア(温帯〜暖帯)

多年性シダ類


 山地や原野の林内に見られるシダの仲間。冬緑性で、冬に

地上に現れる植物である。栄養葉と胞子葉の2種類の葉を

一つだけ立ち上げるシンプルな形態のシダで、その形が特徴的

なために目に付く植物である。姿が整っているので観賞用と

して栽培されることもある。関東では本種よりやや大型の

オオハナワラビもよく見られる。