山地に生える落葉高木。成長が速く、大木になりやすい木である。

葉は卵円形で、細長い葉柄がつくのが特徴的である。大きな枝を車軸状に

広げる樹形も独特である。雌雄異株で、雌株には秋に赤く熟した果実を

たくさんつける。落葉してからも果実が残ると、遠目でも良く目立つ特徴に

なる。なお、以前のエングラーの分類体系ではイイギリ科に独立していたが

近年の新しいAPG分類体系ではヤナギ科に含まれている。