11.04.05 筑波実験植物園

17.09.13 赤塚植物園


イヌカタヒバ

 

 

イワヒバ科イワヒバ属

学名  Selaginella moellendorffii

原産地 沖縄県(石垣島・西表島)、アジア東南部

多年性シダ類


 アジアの亜熱帯地域に自生するシダの仲間。岩上や樹幹に着生して

生育する性質であるという。根茎は泥やコケの上を這うようにして

のびる。葉はシダのようだが、小さな葉が重なるようにしてつき、

一般のシダ類とは違うことがわかる。分類的にはイワヒバの仲間で、

シダの中でもやや原始的な部類に入るようだ。自生地が限られており、

絶滅が危惧されている植物だという。