08.9.2 小石川植物園


イタチガヤ

 

 

イネ科イタチガヤ属

学名  Pogonatherum crinitum

原産地 本州(紀伊半島・中国地方)〜沖繩・中国(南部)・台湾

    インド・インドネシア

多年草


 イタチガヤの仲間はアジアからオーストラリアの暖帯から熱帯地域

にかけて数種生育する小さなグループである。本種は日本の暖地から

東南アジアにかけて広く分布する。湿り気のある場所を好んで生育し

8〜11月にかけて花穂を出し、その形と色からイタチの名がついて

いるという。全体的にはササ類をごく小さくしたような印象をうける。