03.8.29 舎人公園


イチジク (無花果)

別名 トウガキ  

クワ科イチジク属 

学名 Ficus carica

原産地 西南アジア

落葉小高木


 古くより知られた果樹で、果実は甘く食用になる。 丈夫で育てやすく

手間がかからないため、家庭果樹として育てられることが多い。 古くより

あるせいで、日本の植物のように思われているが、もともとは西南アジアが

原産で、日本へは寛永年間(1624〜44年)に渡来したという。

 漢字で無花果と書くのは、果実は成るのに花が見当たらないからである。

それは花が果実の内側に咲き、外からは見えないからである。 この独特の

花はイチジクコバチという小さなハチによる受粉に特殊化したもので、

この仲間独特の方法である。 イチジクの仲間は熱帯に多く、観葉植物として

知られるベンジャミンゴムノキやインドゴムノキもこの仲間である。