17.04.19 京都府立植物園

04.04.21 高尾山


イチリンソウ (一輪草)  

     

 

キンポウゲ科イチリンソウ属 

学名 Anemone nikoensis

原産地 本州〜九州

多年草


 落葉樹林の林床などに生える多年草。春の地面にまだ陽が当たる時期だけに地上に現れる植物。

こういう植物をスプリングエフェメラルというらしい。イチリンソウの名の通り、花は一つしかつけないが、

体のわりに大型な花がとてもバランスがよく、美しい。まさに春の妖精といえる。

イチリンソウには仲間が多く、同じ属にニリンソウサンリンソウがあるのは面白い。

種名のnikoensisは、「日光の」という意味である。 栃木県日光市で見つかったものに名がついたのだろう。