10.5.25 筑波実験植物園


イトキンポウゲ (糸金鳳花)

 

 

キンポウゲ科キンポウゲ属

学名  Ranunculus reptans

原産地 北海道〜本州、北半球

多年草


 池や沼などの縁の湿地に生える多年草。茎は這うようにしてのび

分枝して繁茂する。茎も葉も細長い線状で、その姿からイトキンポウゲ

の名がある。花は鮮やかな黄色で、小さい。日本では北海道と本州の

限られた地域にあり、絶滅が心配されている。日本以外では北半球の

亜寒帯全域にあるというから、もともとは生育力の強い植物であると

思われる。