10.2.11 夢の島熱帯植物館
ミカワタヌキモ (三河狸藻)
別名 イトタヌキモ
タヌキモ科タヌキモ属
学名 Utricularia exoleta
原産地 本州(関東〜近畿地方)・九州・沖縄、台湾・インド・オーストラリア・アフリカ
多年草
湿地や池沼に生育する水生の食虫植物。日本の他、インドやオーストラリア、アフリカ
など暖かい地域に広く自生する南方系の植物だということがわかる。そのため常緑で、
越冬芽を作らないという。水中に浮遊するタヌキモと、湿地の上を這うように生育する
ミミカキグサとの中間的な性質をもつ。捕虫嚢もそれほど多くはつけないようである。