15.05.10 筑波実験植物園


イワインチン (岩茵蔯)

 

 

別名 インチンヨモギ

キク科キク属

学名  Chrysanthemum rupestre

原産地 本州中部以北

多年草


 本州中部以北の高山地帯の岩場に生える植物。10〜20センチほどにしか

ならない植物で、細いながら茎はかたい。葉は羽状に深裂し、独特の形を

している。花は黄色で、筒状花だけからなるようだ。イワインチンという

名は岩場に生えるヨモギという意味らしいが、インチン(茵)という生薬

は、カワラヨモギという意味のようだ。