12.11.3 筑波実験植物園


イズハハコ

 

 

別名 ワタナ

キク科イズハハコ属

学名  Eschenbachia japonica (= Conyza japonica )

原産地 本州(関東以西)〜沖縄、中国・マレーシア・インド

    アフガニスタン

一年草


 日当たりの良い崖地に生える越年草。暖帯から熱帯地域に

かけて広く生育している植物であるという。全体に白い微毛に

覆われている。葉は株の株に多くロゼットのような状態になる。

茎を立ち上げて4〜6月に花を咲かせる。頭花は固まるように

して咲かせ、地味な花である。花後の冠毛が綿のようであるという。

観賞価値はないので、園芸目的で採取されることはないが、

近年の道路開発などによって生育地がなくなり、絶滅が危惧

されている種でもある。