低山に生える、ややつる性の落葉低木で、大きな花序に鮮やかな黄色の

花をたくさん咲かせる。名前のジャケツイバラ（蛇結茨）は、枝が絡み合う

姿をヘビに例えてつけられたという。幹にも枝にもトゲがびっしりとつき、

イバラの名もそこからついた。花はよくよく見ると変わった形と色をしていて、

洋風な感じもする。トゲが鋭いため観賞用には栽培されないが、美しい花だと

いえよう。マメ科に入れているが、最近ではジャケツイバラ科で独立すること

も多い。