13.9.11 神代植物園


アガベ・イシスメンシス

 

 

別名 カブトガニ (冑蟹)

キジカクシ科(クサスギカズラ科)リュウゼツラン属

学名 Agave isthmensis

原産地 メキシコ

多年草


 南米のコロンビア、エクアドルなどに自生する着生ランの仲間。

葉はへら形で、同じラン科のマスデバリアなどに似ている。花も

やや似ているが、本種は極端に下垂させるのが特徴である。花色

は暗赤色で、グラデーションのかかった点模様である。花弁の

ように見えるのは萼片で、萼片の先は尾状に長くのびる。独特の

やや不気味な雰囲気があり、一部のラン愛好家に絶大な人気をもつ。

しかし栽培するには夏期の冷房などが必要で、難物の部類に入る。