09.1.19 京都府立植物園
カギカズラ (鉤葛)
アカネ科カギカズラ属
学名 Uncaria rhynchophylla
原産地 本州(千葉県以西)・四国・九州
常緑つる性木本
常緑性の植物で、他の木に引っかかるようにして伸びていく。対生の葉の
基部に特徴的な鉤状の突起があり、それが名前の由来ともなっている。
この鉤は枝が変化したものだと考えられている。他の樹木にひっかかりながら
成長し、最終的には樹冠を覆い光合成を奪うために、林業関係者などには
嫌がられる植物であるという。また、この鉤は「釣藤鉤(チョウトウコウ)」
という名で薬用として用いられている。