03.6.27 小石川植物園


カイヅカイブキ (貝塚伊吹)

                                  

ヒノキ科ビャクシン属 

学名 Juniperus chinensis cv. Pyramidalis

原産地 栽培種

常緑高木


 海岸近くに生育するイブキの園芸品種。 鱗状の葉が密につき、生け垣などに

よく利用される。 関西に多いが、東京でももっともよく利用される生け垣用樹木の

1つといえる。 きれいに刈り込まれた姿は緑のかたまりのように見えて1年中

美しい。 ただし、ナシの病気である赤星病の菌を媒介するため、ナシ園のあるところ

では植えてはいけない。 通常は刈り込まれて小さいが、小石川植物園の入り口近くの

この株はかなり幹も太く、激しくねじれた姿を見ることができる。