03.5.13　東京都薬用植物園

カナメモチ　　　　　

別名　ベニカナメモチ、アカメモチ

バラ科カナメモチ属　

学名　Photinia glabra

原産地　本州（東海道以西）、四国、九州、中国、ビルマ、タイ

常緑低木

春に出す新芽が赤く色づき美しいため、生け垣などに使われる樹木。　

生け垣などにすると、煩雑に切り詰めてしまうため、花は通常見られないが、この株は珍しく花を咲かせていた。

カナメモチとモチの名前がついているが、モチノキ科ではなくバラ科だということが、この花を見るとわかる。

ピラカンサなどの花と似ている。　最近では新芽の赤がより鮮やかな「レッドロビン」という品種が数多く植えられて

いる。　萌芽力があり、病虫害も少ない。　優れた生け垣用の樹木である。