08.4.16 筑波実験植物園

09.3.3 沖縄県 名護市

09.3.3 沖縄県 名護市


メヒルギ (雌蛭木、雌漂木)

 

 

別名 リュウキュウコウガイ、カンデリア・カンデル

ヒルギ科メヒルギ属

学名  Kandelia candel

原産地 九州(鹿児島県喜入町、種子島〜奄美大島)、沖縄、アジア東南部

常緑小高木


 日本では鹿児島県までに自生し、アジアの熱帯地域に広く分布する

樹木。海岸地帯の海際に生育しており、いわゆる「マングローブ」と

呼ばれる植物の一群を形成する植物の1つである。本種はマングローブ

植物の中でも耐寒性が強く、移植したものは伊豆半島でも生育している

という。胎生種子という独特の種子をつけ、樹上で発根した種子が

波に運ばれて繁殖する。