05.7.6 神代植物園
05.10.23 小石川植物園
カラムシ
別名 マオ、クサマオ
イラクサ科カラムシ属
学名 Boehmeria nipononivea
原産地 本州〜沖縄、アジア東部〜南部
多年草
人里近くに生える多年草で、古くから繊維を採るために栽培されていた。
葉の裏には綿毛が生え白く、見分ける特徴となっている。 カラムシという
名は、カラ(茎の意味)を蒸して皮をはいだことによるという。 日本では
薩摩上布、越後上布の材料として知られている。 日本にも自生しているが
アジアから持ち込まれたものが野生化したという話もあり、真の自生地は
不明であるという。 まれに葉の裏が白くならないアオカラムシという変種
もある。