09.08.24 神代植物園
16.06.14 滝野すずらん丘陵公園
カラスビシャク
別名 ハンゲ
サトイモ科ハンゲ属
学名 Pinellia ternata
原産地 北海道〜沖縄、朝鮮、中国
多年草
畑の雑草として知られる野草で、都会でも比較的見られる植物
である。しかし咲いていてもあまり目立たない花なので、
見落とされているのかも知れない。葉は3小葉からなり、その葉の
真ん中の葉柄部分にちいさなムカゴをつける。そのムカゴがこぼれて、
新しい株を得るが、そのムカゴは漢方薬の原料にもなる。
昔、農家の女性は仕事の合間にこのムカゴを売ってお金を得ていた。
このムカゴを臍栗と呼び、それが今のへそくりの語源となったという。
ハンゲ(半夏)という名はその漢方名である。