03.4.17 小石川植物園
03.4.17 小石川植物園
カラタチ (唐橘)
別名 キコク
ミカン科カラタチ属
学名 Poncirus trifoliata
原産地 中国中部
落葉低木
古い時代に渡来した樹木。 トゲが鋭く、主に生け垣に使われる。 昔は生け垣の定番で多くあったというが、
今は少なくなった。 春に白い花が咲き、花後黄色い実がなる。 生け垣の他、柑橘類の台木にも使われる。
時々、ミカンを栽培すると根元からトゲだらけの枝を出すことがある。 それは台木のカラタチが枝を出して
きたものである。 他の柑橘類同様、アゲハチョウの幼虫の食草である。
台木にされるほどミカンに近い仲間だが、冬に葉を落とす落葉性なのが珍しい。