09.04.26 赤塚植物園

16.04.14 自然教育園


カサスゲ (笠菅)

 

カヤツリグサ科スゲ属

学名 Carex despalata

原産地 南千島・北海道〜九州、朝鮮・中国・ウスリー・樺太

多年草


 平地の湿地や水辺に自生する多年草。水辺にごく一般的に

見られる植物の一つである。草丈は大きいものは1メートル

ほどになる。4〜7月に果穂が熟し、目に付くようになる。

花茎の頂部にまっすぐに上にのびた茶色いのが雄花で、その

下につく円柱形のものが雌花の果穂となる。以前、この草を

使って菅笠や蓑を作っていたことからカサスゲの名がある。