03.4.17 文京区


カタバミ (酢漿草)

     

 

カタバミ科カタバミ属 

学名 Oxalis corniculata

原産地 熱帯〜温帯

多年草


日当たりの良い場所でごくふつうに見られる雑草。 抜こうとするとゴボウのような直根があり、抜けにくく

厄介である。 葉は三つの小葉が広がり、クローバーに似ている。 クローバーより小型で斑がないことで

区別できる。 花はクローバーとは全然違う五弁花で、かわいくて味がある。

じっさい、花を観賞用に改良した外国産のカタバミもある。 花は陽が当たると開き、陽が陰ると閉じてしまう。

全草にシュウ酸を含み、漢字名の酢漿草はそこから来ているのでは。

果実は熟すとはじけて種子を飛ばす。 種子には粘り気があり、ものにくっつく。

変異が多く、写真の緑色のものの他に赤色の種類もあり、いっしょに生えていることも多い。

ヤマトシジミの幼虫の食草でもある。