09.9.18 筑波実験植物園


カザリシダ

 

 

ウラボシ科カザリシダ属

学名 Aglaomorpha coronans

原産地 沖縄県、台湾・中国南部・東南アジア・ヒマラヤ

多年生シダ類


 日本では沖縄県に生育し、ヒマラヤから中国南部を経て

東南アジア地域にまで自生するシダの仲間。岩上や樹上に

着生して生活している。大型のシダで、葉は下部の部分が

横に広がりお椀のような形になり、いったん狭まったあと

上部の葉は羽状に切れ込んだ細長い形となる。着生シダでは

ビカクシダのように完全に2形になった葉をもつものが

あるが、本種はその中間形のような形である。