09.6.30 北大植物園


キバナカワラマツバ

 

 

アカネ科ヤエムグラ属

学名 Galium verum var. asiaticum

原産地 北海道〜九州、朝鮮

多年草


 北海道から九州にかけての日当たりの良い草地や土手に生える多年草。

茎は立ち上がり、線状の葉が車輪状につく。輪生する葉は8〜10枚。

花序は円錐状になり、ごく小さな花が多数つく。地域変異が多いという。

本種の花の白いタイプをカワラマツバと呼ぶようだ。アイヌ民族は本種の

茎葉を風呂に入れて神経痛や関節炎の治療に用いたという。