03.9.8 都立薬用植物園


タイツリオウギ

別名 キバナオウギ

マメ科ゲンゲ属 

学名 Astragalus membranaceus

原産地 北海道、本州(中部地方)、朝鮮、中国東北部

多年草


 北海道、本州の中部地方などに自生しているマメ科の多年草だが、中国、朝鮮産の

ものは薬用として利用されている。 ゴボウ状の根を利用し、生薬名をオウギという。

フラボノイドやサポニンなどを含み、強壮、利尿などの他に寝汗を止めるなどの

作用があるという。 体力を回復させる効果から、中国では妊婦への贈答品とされた

こともあるという。