09.4.24 咲くやこの花館
キバナワタモドキ
別名 コクロスペルマム・レリギオスム
ベニノキ科ワタモドキ属
学名 Cochlospermum religiosum
原産地 熱帯アジア
落葉高木
熱帯アジア原産の植物で、現地では15メートルほどになる。葉は掌状葉で
いっけん日本のトチノキのような葉である。種子には綿毛があり、パンヤなどの
代用品として用いるというので、「ワタモドキ」の別名がある。樹脂は芳香が
あり、アイスクリームの原料や咳止め薬に使われるという。花は大きく径15センチ
ほどになり、鮮やかな濃い黄色をしている。観賞用としてヒンズー教の寺院などに
植えられているという。写真のものは八重咲きの品種で、通常は一重である。
日本ではあまり紹介されていない植物である。よく似た種にブラジリアンローズ
などがある。