12.11.14 筑波実験植物園


キールンカンコノキ

 

 

ミカンソウ科カンコノキ属

学名  Glochidion lanceolatum

原産地 沖縄、台湾・フィリピン

常緑小高木


 日本では沖縄県の、沖永良部島、沖縄島、八重山列島に自生する

常緑樹。現地では高さ10mほどにもなるという。葉もカキなどに

似て大きいが、葉腋に咲く花はとても小さい。これはハナホソガと

呼ばれる小さなガの一種が唯一の送粉者だからという。以前は

トウダイグサ科に属していたが、新しいAPG III分類法でミカンソウ科

として分けられた。