15.03.15 東京都薬用植物園


キクバオウレン (菊葉黄蓮)

     

別名 オウレン

キンポウゲ科オウレン属 

学名 Coptis japonica var. japonica

原産地 北海道、本州、四国

多年草


山地の林床に生える多年草だが、漢方薬として有名なオウレンは本種である。

漢方薬で、もともとは中国から製法は渡ったと思われるが、実は日本のものが

一番効果が高く本場中国にも輸出されている。オウレンという名は、根の断面が

鮮やかな黄色による。含まれる成分はベルベリンで、健胃、整腸に使用される。