08.6.4 礼文島 (雄株)

08.6.4 礼文島 (雌株)


コウボウムギ (弘法麦)

 

 

別名 フデクサ

カヤツリグサ科スゲ属

学名  Carex kobomugi

原産地 北海道(西海岸)〜沖繩、朝鮮、中国(東北・北部・台湾)、ウスリー

多年草


 海岸の砂地に群生して生育するカヤツリグサ科の多年草。

地下に太い根茎をもち、それが長くのびていく。葉は革質で

海岸の乾燥に耐えるようにできている。雌雄異株だがまれに

両性のものもあるという。海岸植物として分布域が広いのも

特徴である。コウボウムギの名は「弘法麦」と書き、茎の

基部の古い葉鞘の繊維を弘法大師が筆として使ったと言われて

いることからついている。