16.10.19 滝野すずらん丘陵公園


コハマギク (小浜菊)



キク科キク属 

学名 Chrysanthemum yezoense (= Dendranthema arcticum ssp. maekawanum )

原産地 本州(青森県〜茨城県)

多年草


 青森県の竜飛岬から茨城県の河原子までの太平洋岸の、海岸沿いに生える多年草。

名前の通りハマギクを小型にしたような姿をしているが、ハマギクとは別属の植物

である。ハマギクが茎が木質化し立ち上がるのに対し、本種は地面を這うようにして

広がる。葉の形もあまり切れ込まないハマギクに比べ、やや深く切れ込む形で、

表面にクチクラもあまり発達していないようで、海岸沿いとはいってもやや内側に

生育しているようである。