14.6.21 小石川植物園
コフジウツギ (小藤空木)
ゴマノハグサ科フジウツギ属
学名 Buddleja curviflora
原産地 四国〜沖縄
落葉低木
四国から九州にかけての崖などの荒れ地に見られるという樹木。
沖縄県にも見られるがまれだという。若枝は軟毛で覆われる。
葉は対生で、広披針形で先が尖る。夏期は6〜9月。枝先に紫色の
筒状の小花を房状につける。花は全て上向きに咲く。有毒植物。
一般に栽培されるのはトウフジウツギやフサフジウツギだが両方とも
中国産で、日本産の本種はむしろ貴重である。