コイチヨウラン (小一葉蘭)

     

 

ラン科コイチヨウラン属 

学名 Ephippianthus schmidtii

原産地 北海道、本州(近畿地方以北)、四国(剣山、白髪山)、千島、樺太

多年草

撮影場所 02.8.5 北八ケ岳


深山の針葉樹林下に生える小型のラン科の多年草。

薄暗い湿った岩の上にひっそりと咲いていた。 非常に小さく、とてもあの華やかなランの類とは思えない。

体もいかにもひ弱で、細長い花茎の根元に小さい葉が1枚だけついている。

この1枚の葉で一葉ランの名がある。 しかしイチヨウランの名があるランとは別属である。