17.06.15 筑波実験植物園


コケタンポポ (苔蒲公英)

  

  


キク科コケタンポポ属 

学名  Solenogyne mikadoi

原産地 九州・沖縄

多年草


 九州から沖縄県にかけての渓流に生育する、ごく小型の植物。コケのように小さく

タンポポを思わせる姿から名前がついていると思われる。渓流はダムの建設などに

よって環境が破壊されやすく、本種も日本固有種ながら絶滅の危機にさらされている。

花もたいへん小型で、写真の舌状花に見えるのは総苞片で、花はその中につける。