09.10.9 筑波実験植物園


コモチナナバケシダ

 

 

オシダ科ナナバケシダ属

学名 Tectaria fauriei

原産地 奄美諸島(徳之島・沖永良部島)・沖縄本島、インド・ビルマ・タイ・台湾

多年生シダ類


 日本では奄美諸島と沖縄本島に自生する常緑性のシダの仲間。

大きな葉は鮮やかな緑色で、特徴的な形をしている。この仲間

にはナナバケシダというシダがあり、葉の形が様々に変形する

ことから名付けられているが、本種も変化のある葉をつける

ようである。葉柄に葉が連続して翼状につくのも特徴的である。

日本では生育地が開発にあっており、絶滅が危惧されている。