06.10.3 小石川植物園
08.5.4 小石川植物園
コンニャク (蒟蒻)
サトイモ科コンニャク属
学名 Amorphophallus rivieri var. konjac
原産地 東南アジア
多年草
東南アジアの熱帯地方から日本へ伝わったとされる根菜の一種。
他のイモ類と違ってコンニャクはそのまま熱するなどでは食べられない。
食用にするには特別な加工が必要であり、その技術がイモ類の中では
高いことから、イモ類伝播の最終形とも言われている。コンニャクは
カロリーが少なく、腸内をきれいにする作用があるため、健康食品として
知られているが、世界的に見るとコンニャクを食用にしているのは日本と
中国、あとはミャンマー(ビルマ)ぐらいだという。通常収穫するには
花がつく前に掘り上げてしまうが、そのまま育成すると写真のような
大きな暗褐色の花を咲かせる。花には異臭があり、ハエなどをおびき寄せて
受粉をするようである。