07.4.10 新宿御苑
コンロンカ (崑崙花)
アカネ科コンロンカ属
学名 Mussaenda parviflora
原産地 屋久島、種子島、沖縄、台湾、中国大陸南部
常緑低木
屋久島以南に自生する常緑の低木で、ややつる性になる性質をもつ。
花冠のまわりの葉が真白に色づき、花弁のようになるが、実はこれは
萼片の1枚が極端に大きくなったものであるという。本来の花は
黄色い筒状の花だが、この萼片が長く残るために花が咲き続けている
ように見える。トウダイグサ科のポインセチアと同様な働きをしている
と見られ、熱帯ではしばしば見られる形態である。温度さえあれば周年
咲き続け、観賞用として栽培される。