07.2.15 筑波実験植物園

07.2.15 筑波実験植物園


コウシュンモダマ

 

 

マメ科モダマ属

学名  Entada koshunensis

原産地 熱帯地域

常緑つる性木本


 アジアの熱帯地方の海岸地帯に広く分布するマメ科の常緑のつる性植物。

巨大な豆果をつけるのが特徴で、そのさやはお土産物としても人気がある。

さやの中には巨大な碁石のような黒い種子が入っている。その種子は川の

流れに乗って運ばれ、海に出た後も長い間漂流できるようになっている。

その後運良くどこかの海岸に流れ着くと、そこに定着して生育するという。

写真下が豆果で、長さ50センチ以上ある巨大なものである。

写真上が温室の天井近くについている豆果の様子。温室で豆果を成らせて

いる様子は珍しいと思われる。