13.6.6 筑波実験植物園


コウキクサ (小浮草)

 

 

サトイモ科コウキクサ属

学名  Lemna minor

原産地 北海道〜九州、北半球の温帯地域

一年草


 日本では北海道から九州にかけてに見られ、北半球の温帯地域に

広く見られる水生の植物である。池などに見られ、水面に浮かび群生する。

ウキクサの仲間はとても体がシンプルな作りとなっているので知られている。

本種も1枚の葉状体からなり、根は1本水中に垂らしている。葉状体は

長さ1.5〜4.5ミリ、幅は1〜3ミリとウキクサに比べると小さいが根が1本

というところが判別のポイントとなっている。