03.05.07 小石川植物園
03.05.07 小石川植物園
コウモリカズラ (蝙蝠葛)
ツヅラフジ科コウモリカズラ属
学名 Menispermum dauricum
原産地 北海道〜九州、朝鮮、中国東北部、シベリア東部
落葉つる性木本
ツヅラフジ科というのは、日本ではあまり馴染みがないかもしれないが、熱帯から亜熱帯を中心に、
約70属400種があるといわれる大きな仲間である。 分類学上では、アケビ科やメギ科に近いとされている。
だいたいが、小さい目立たない花を咲かせるので、園芸植物化はされていないが、アルカロイドを含み、
薬用として知られている。 コウモリカズラは日本の他、東アジアに広く分布している植物で、葉はツタを
おもわせる。 葉は表も裏も無毛である。