05.3.25 東京都薬用植物園


イソヤマアオキ (磯山青木)

別名 コウシュウウヤク

ツヅラフジ科アオツヅラフジ属 

学名  Cocculus laurifolius

原産地 九州南部、沖縄、台湾、中国南部〜インド

常緑低木


 日本の南部から広く熱帯地域に生育する常緑の低木。 ツヅラフジ科の

植物はつる性のものが多いが、本種は珍しく低木状である。 葉は3本の

葉脈が目立ち、クスノキ科の葉に似ている。 薬用植物として知られ、

薬用ではコウシュウウヤク(衡州烏薬)の名で呼ばれていて、利尿、駆虫

などに利用されたという。