09.1.30 東京都 池袋
ヨウシュクモマグサ (洋種雲間草)
別名 クモマグサ、セイヨウクモマグサ
ユキノシタ科ユキノシタ属
学名 Saxifraga sp.
原産地 栽培種
多年草
日本の本来のクモマグサは北アルプスなどの高山に生える高山植物だが、
花屋で通常「クモマグサ」といって売られている、赤やピンクの花は、ヨーロッパ産
の別種である。わけるためにヨウシュクモマグサ、セイヨウクモマグサなどとも
呼ばれている。ヨウシュクモマグサはヨーロッパ産の幾つかの原種を交配して
できた園芸種である。基本種はカエスピトーサ種とデキピエンス種だと言われて
いる。密生した多肉な葉と、可憐な花が魅力で人気が高いが、もとは高山植物で
あるから、栽培には夏の暑さをどう乗り切るかが課題になるだろう。
現地では石灰岩地方に生えるというから、酸性を嫌う性質と思われる。