06.6.14 小石川植物園


クララ

 

 

別名 クサエンジュ

マメ科エンジュ属

学名  Sophora flavescens

原産地 本州〜九州、朝鮮、中国、シベリア

多年草


 山野の陽当たりのよい場所に生える多年草。草丈80〜150cmになる大型の

草である。6〜7月に同じマメ科のフジなどに似て、クリーム黄色の花を咲かせる。

根の部分に非常に苦い成分が含まれており、漢方で「苦参」と呼び、健胃薬の

原料などになるという。「クララ」という名も、その苦味でくらくらすることから

ついたと言われている。面白い音の名前なので覚えやすい。