13.10.20 筑波実験植物園


クリタケ (栗茸)

 

 

モエギタケ科クリタケ属

学名 Hypholoma sublateritium

原産地 温帯地域

菌類


 クリ、コナラなどの切り株や倒木上に発生するキノコの仲間。秋から晩秋に

見られるという。数株が密生して生える特徴がある。傘の色は茶褐色、レンガ色

などで、いかにも美味しそうな色をしている。食用として知られたキノコで、

炒め物や天ぷら、混ぜご飯の具などに利用される。しかし近年毒成分も見つかって

おり、過食は避けたほうが良いだろう。原木栽培による人工栽培が成功している。

類似のキノコに猛毒のニガクリタケがあるので、野生のものでは注意を要する。