03.04.24 川口グリーンセンター

07.10.10 神奈川県立フラワーセンター

17.06.14 川口グリーンセンター


マリーゴールド  

     

 

別名 マンジュギク

キク科マンジュギク属 

学名 Tagetes sp.

原産地 栽培種

一年草


 もともとはメキシコ原産のエレクタ種とパチュラ種から作成された品種群である。

栽培の歴史は16世紀からで、最初は「インドのバラ」と呼ばれていたという。

大きくわけて、大輪で高性のアフリカン系と、小輪でこんもりと咲くフレンチ系に

わかれる。日本では小さくたくさん咲くフレンチ系が人気のようである。

暑い夏でも咲き続け、丈夫で育てやすいことから、夏花壇にはかかせない草花に

なっている。それに加え、根から出る物質がネコブセンチュウを防除することから、

土壌改良にも使われる。育種に人力を尽くしたのは、アメリカのデービッド・パーピー氏で、

1954年に白花種の誕生に一万ドルの懸賞をかけた有名な話がある。その21年後に

アイオワ州サリーに住む、未亡人アリス・フォンク夫人が見事懸賞を受け取った。

そして見事な白花の品種ができ、今まで黄色とオレンジしかなかった花色に幅ができたが、

やはり人気があるのは鮮やかな黄色の種で、白花は残念ながらあまり見かけないようだ。