九州は熊本県と宮崎県に自生するカンアオイの仲間。カンアオイの仲間は

種の拡散速度が極端に遅いのか、地方変異種が非常に多い植物である。

それだけに個体数も少なく、絶滅危惧種も多い。本種は心形の葉をもち、

葉脈状に白い模様が目立つ。花は淡い褐色で、萼筒が丸みを帯びるのが

特徴であるという。

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