09.12.4 筑波実験植物園


マスデバリア・カルテルシアナ

 

 

ラン科マスデバリア属

学名 Malsdevallia carruthersiana

原産地 エクアドル

多年草


 南米はエクアドルの標高1200〜2500mの高地に自生する着生植物。

葉は革質で幅の広いもの。着生種だがカトレヤのような肥大したバルブ

を持たない。花茎をのばして先端に濃い紫褐色の独特の風貌の花を

つける。目立つのは大きく発達した萼片で、先が尾状にのびる。

この仲間は熱帯産だが高地産なので、栽培するには夏期の冷房装置など

が必要である。