17.11.22 筑波実験植物園


マスデバリア・ビコルニス

  

  


ラン科マスデバリア属 

学名  Masdevallia bicornis

原産地 エクアドル

多年草

 南米エクアドルの標高700〜1000mの山地に自生する着生ランの1種。

肥大したバルブは持たず、やや幅広の革質の葉をひろげる。花は株に比して

やや大きく、しかしその咲き方は独特で、自分は少しびっくりした。

花被片は合着し、大きく開いているのは萼片だと思われるが、独特のうねりかた

をしていてなかなか説明しがたい形態である。紫褐色の花色にクリーム色の

縞模様が入っているのははっきりしている。萼片の先端が糸状に長く伸びている

のも確認できる。